私は運が悪いらしい
姓名判断の結果が芸術的すぎる件
皆さんは自分の名前に自信を持っているだろうか。私は結構自分の名前を気に入っている。
そんな私の名前だが、とある姓名判断のサイトに入力してみるとこんな感じになる。

大凶!大凶!大凶!大凶!
芸術点がかなり高いのではないだろうか。
しかも挫折運があるらしい
「未来」という名前には挫折運があるらしい。
というのも、私がwjblの山梨に加入した1年目の頃、スポンサーの偉いおじさんとお話する機会があった。
そのおじさんが「僕、姓名判断できるから見てあげるよ」と得意気に言うので見てもらったのだ。
紙に名前を書いて渡すと、そのおじさんの表情が徐々に曇ってきて、ものすごーく言いづらそうにこう言った。
「…未来という名前には挫折運があるんだよ。だから本当はプレーヤーよりマネージャーとか人を支えるほうが向いてるんだよね。」
いや、私加入したばっかりでこれから頑張っていこう!みたいなときに何てこと言うんだこのジジイは!と思ったのを覚えている。
というわけで、不本意ながら私は姓名判断的に運が悪いらしい。
言われてみれば確かに運悪いかも
よくよく考えてみれば運が悪い件について心当たりが多々ある。ここでは私の「運悪いエピソード」を紹介していくことにする。
代々木でホームレスに怒鳴られる
大学生の頃、代々木駅のホームで電車を待っていたところ、いきなりホームレスのような汚い身なりのおばさんから話しかけられたことがある。
「あの……ちょっと体調が悪くて、お水を買いたいので100円くれませんか?」
話しかけられた瞬間、私の中の危険センサーがピコーン!と反応した。
関わっちゃいけない人だ。
「ごめんなさい。」
とだけ言ってお断りした。
すると、突然おばさんが豹変したのだ。
「お前ふざけんなよクソが!!!!!」
ホーム中に響き渡るレベルの大声。
さすがに怖くなって、その場を離れ、来た電車にそそくさと乗り込んだ。
4回目のデートでついに告白されるかと思ったらマルチの勧誘だった
昔、4回もデートした奴がいる。普通、4回目までいけば次こそは告白されて付き合うかなと思うだろう。
そんな期待を胸に、その日、私はルンルンで4回目デートの待ち合わせ場所に向かったのだった。
いざ会ってみたら、奴がなんかいつもより口数が少ない。
「ああ、そうですよね。今日告白するんですものね。そりゃ緊張して口数も減りますわよね。」
と私はめちゃくちゃポジティブに捉えていた。
そして夕方、カフェに入る。おしゃれなカフェだ。
そして、奴が「あのー、お話があるんですけど」と言ってきた。
はい待ってました!!
どうぞ!!
すると、奴がおもむろにカバンからiPadを取り出す。
告白にiPad?と思ったけど、「ま~なくはないか」と無理やり納得し画面に視線を移す。
「僕、こういうのをやってるんですけど…」
と言ってとあるマルチ商法で有名な企業の資料を見せながら説明をし始めた。
ここで私は全てを理解した。奴は最初からマルチ商法への勧誘が目的だったのだ。
私の脳内は、パステルピンクのフラワーガーデンから一瞬にして焼け野原に変わっていた。
そこから奴は会社概要やビジネスのしくみを淡々と説明し始めたのだが、そこからの話は全く頭に入ってこなかった。
思い返せば、奴はやたらと夢だのなんだのと語っていた。その割に今やってる仕事のことを聞いても曖昧な返答で、何をして金を稼いでいるのかイマイチ分からなかった。
「男が壮大な夢を語り出したらそれは100%マルチだろが!気付けよ私!」と自分のアホさにイラついた。今までの時間と労力を返してほしい。
まだまだある運悪いエピソード
まだまだ運の悪いエピソードはある。
人生の節目節目にはゲロを吐きがちだった。中学の修学旅行の新幹線でゲロ吐いちゃう人がたまにいると思うが、あれは私だ。
友達と二人で可愛いスイーツ屋さんのバイト面接に行ったら私だけ落ちたこともある。
さらに、私の顔の系統はどちらかというとバットばつ丸くん寄りなのに対し、妹のまーちゃんは川島海荷に似ていてめちゃくちゃ可愛いししかも巨乳だ。メーカーは同じなはずなのにパッケージが違いすぎる。
ここまで書いてみて思ったが、確かに私は運が悪いのかもしれない。
アスリートの成功に重要なのは努力か運か才能か
努力は成功するための土台
やっと本題に入るが、アスリートの成功に必要なのは「努力か運か才能か」について考えていきたい。
まず努力についてだ。
これは成功するための土台だと考えている。いくら運や才能のある人でも、努力なくしては選手として成功することはない。
私は高校時代、朝の6時に体育館に行ってシューティングすることをほぼ毎日続けた。
毎朝何かに憑りつかれたかのように、朝の4時半になるとカッ!と目が覚める。軍隊並みの速さで布団から飛び出し、始発に乗って体育館に向かう。そして黙々とシュートを打ち続ける。
憑りつかれているので辛さなどは全く感じない。なぜなら自分にとってそれは努力でもなんでもない、ただの娯楽だからだ。このレベルになると人は強い。
スポーツの世界では、「努力は必ず報われる」という保証はない。しかし、シュートは打った分だけ成功確率が上がる。
その結果、高校時代は毎試合30得点以上を安定して取ることができ、他校からは「シュートマシーン」というあだ名まで付けられた。
大学時代も監督と仲間に恵まれ、シューターとして伸び伸びとプレーさせてもらえた。大学3年のリーグ戦では、日体大戦で延長戦を含め1試合50得点を記録した。
もちろん、努力だけで必ず成功できるわけではない。しかし、努力なくしてこの結果は得られなかったはずだ。
運はコントロールできるものとできないものがある
次に、運についてだ。私は、運には2種類あると思っている。
1つ目は、自分ではコントロールできない運だ。
例えば、好きなことに挑戦できる国に生まれたこと。
好きなことに挑戦させてもらえる家庭に育ったこと。
良い練習環境や良いコーチに出会えたこと。そして、それらが自分に合っていたこと。
さらには、良いチームメイトに恵まれたこと。
こうしたことは、自分の力ではどうにもならない。
一方で2つ目は、自分の行動によってある程度コントロールできる運だ。
例えば、努力して実力をつけたことで良いコーチの目に留まり、強豪校への進学が決まること。新たな挑戦の機会を得られること。
あるいは、シュート練習を積み重ねたことで、試合の勝負どころでボールが自分に回ってきても決め切れること。
チャンスそのものは運かもしれない。しかし、そのチャンスを掴めるかどうかは、日頃の努力で決まる。
言ってしまえば、どちらも「運」であることに変わりはない。
ただ、2つ目の運は、自分の努力や行動次第で巡ってくる確率を高めることができる。
だから私は、「運は待つものではなく、自分次第である程度は引き寄せられるもの」だと考えている。
才能は生まれ持ったものと後天的なものがある
最後に、才能について話したい。
才能とは、生まれ持った素質のことをイメージするだろう。
例えば、身長やフィジカルといった体格面。俊敏さや持久力などの身体能力。こうしたものは先天的な要素が大きく、自分の意思だけでは変えられない部分だ。
ちなみに私は、身長166cmで体格も普通。身体能力も飛び抜けているわけではない。
プロバスケットボール選手として、決して恵まれた条件だったとは言えない。
それでも、与えられたもので勝負するしかない。自分は凡人だと思っている人こそ、努力の量で殴るしかないのだ。
そして、凡人仲間の皆さんには希望を持ってほしい。才能には後天的に育つものもある。
努力によって開花する才能のことだ。
例えば、足が遅かった人でも、優れたトレーナーの指導のもとで走り方を学べば速く走れるようになるかもしれない。
365日シュート練習を続ければ、シュートの才能が花開く可能性もある。
365日シュート練を続けられる人はほとんどいない。努力できることもまた才能だ。
また、どんな困難があっても折れずにやり続けられる性格であることも才能なのかもしれない。
このように、継続的に訓練したことによって磨かれる才能もあるのだ。
だからこそ、努力を続けることが大切だ。
結局のところ「努力か運か才能か」何なんだろう
成功に必要なものってこういうことなのかも
結局、成功に必要なものは何なのだろうか。
私は、「運×才能×努力量」によって成功する確率が変わってくるのではないかと思う。
また、こうも言える。「努力によって運や才能を引き寄せることができる。」
努力し続け、常に成功する準備をしている人ほど、良い指導者との出会いやチャンス(運)にも恵まれやすい。
才能も同じだ。努力を続けた先で初めて、自分でも気付いていなかった才能が開花することがある。
私は、運や才能は完全にはコントロールできなくても、努力によってその影響を変えることができると信じている。
だからこそ、「だって自分はばつ丸くん似の貧乳コミュ障だし…。」とか「身長低いし…。」など自分ではどうしようもないことは考えなくてよい。
自分でコントロールできる努力の部分に全力で命を使うべきだ。
ちなみに私の長年の研究によると、シュート率はおっぱいサイズに半比例することが分かっている。

貧乳は自信を持ってシュート練しろ!
私は本当に運が悪いのか
最初に、私は「運が悪い」と話をした。でも、本当にそうなのだろうか。
大好きなバスケットボールに打ち込むことができ、活躍できたかどうかは別として、小さい頃からの夢だったプロバスケ選手になれた。
しかも、女子バスケは競技人口に対してチーム数が少なく、プロ選手になれるのはほんの一握りだと言われている。
そう考えると、
これもう「運が良い」でよくないですか?
まとめ
もちろん努力もした。でも、その努力を支えてくれた環境も、人との出会いも、挑戦する機会も、自分一人の力では手に入れられなかった。
だから私は、成功とは「努力か、運か、才能か」のどれか一つではなく、その全てが重なった結果なのだと思う。
そして、その中で唯一、自分でコントロールできるのが努力だ。
だからこそ、努力する価値がある。
「自分は凡人だから」と諦める必要はない。
運は今日巡ってくるかもしれない。まだ気づいていない才能が眠っているかもしれない。
だから全国の「田村」さんも「未来」さんも、それ以外の人も、自分を信じて、今日も目の前の努力を積み重ねてほしい。

田村 未来(Tamura Miki)
1991年2月生まれ。千葉県市川市出身。管理栄養士。スポーツ栄養士。元プロバスケットボール選手。運が良くない。顔がバットばつ丸くんに似ている。妹のまーちゃんが可愛すぎて捻くれた性格に育つもなんとか元気に暮らしている。
