監督から怒られた時の立ち振る舞い5選

田村

全国の怒られ役の皆さん、こんにちは。チームに一人や二人いるであろういわゆる「怒られ役」。皆と同じように頑張っているのに何故か自分だけ怒られる。試合では監督から集中攻撃される。そんな同志たちへ心から捧げたい。今回は、監督から怒られた時の立ち振る舞いについて解説していく。

目次

おめめうるうるチワワちゃん理論

今から、私が中3の時の出来事をお話する。

中学時代のバスケ部の監督はN先生という女性の先生だった。とっても厳しいが生徒思いで尊敬できる先生だった。

先生の指導のおかげで最後の総体では県で優勝し関東大会にも出場できた。私はN先生が大好きだった。

当時私は、同じバスケ部で実家が近所の通称ほっしーという子と毎日通学していたのだが、総体前にほっしーと二人でN先生に怒られることになる。

なんで怒られたのか、原因はこうだ。

スタメンなのに、朝の自主練にベンチメンバーよりも遅く来たから。

私もほっしーもスタメンであるにも関わらず、朝の自主練をのんきに社長出勤したことにN先生は激怒したのだった。

体育館の端でパイプ椅子に座わるN先生とその前に直立する私とほっしー。

何も知らないただのちんちくりんだった中学生の私は、N先生の言っていることは世界の全てだ。

その時もなんの疑いもなくN先生のお怒りをただ一心に受け止めていた。

一通り話し終えたN先生。なんと最後にこう言ったのだ。

ほっしーはもういい。いけ!
みき、お前は残れ!

私は死ぬほど驚愕した。

本気でこんな顔をしていたと思う。

えええ!!!なんでほっしーだけ解放されるの??なんで私だけまだ怒られるのさ!!!こんな理不尽なことないよ!!!

と中学生ながらに社会の厳しさや理不尽さをこの時初めて味わったのだった。

心の底からチクショー!!!と叫んだ。

するとN先生はこう続けた。

お前のその顔は何だ!
何か言いたいことでもあるのか!

いや、滅相もない!私にとって世界の全てであるN先生に何か物申すなんてとんでもありません!

私は「何もありません」と全身全霊で否定。しかしその後も詰められること10分。

ようやくN先生も分かってくれたようで「お前もいけ!」とやっと釈放してくれたのだった。

この後、私は一人で本件について分析した。

なぜほっしーは先に解放されて私だけ残らされたのか。N先生が言っていた「なんだその顔は!」も引っかかる。

そこで私は一人、鏡の前でさっき怒られていた時の表情を再現してみた。

すると、それらの謎が全て溶けたのだ。

そこには、凶悪犯罪を起こして世界を震撼させたかのような囚人の顔、完全にキマっちゃってる顔があったのだ。

私はただ真剣にN先生の話を聞いていただけだったのだが、話を聞くことに集中しすぎて顔の筋肉に全く力が入っていなかったのだ。

そして今にもN先生に殴りかかりそうな顔をしていたのだ。

私は生まれながらに目つきが悪い上に極悪囚人フェイスで話を聞いていたのだった。

そりゃN先生も「なに反抗してやがんだこいつは!」となるはずだ。

一方ほっしーはというと、おめめがパッチリしていてもともと可愛い顔をしている。

私のような悪人顔とは程遠い。5人中7人は可愛いと答えるであろうお顔だ。

そのお顔はチワワに似ている。そう、あの犬のチワワである。

皆さんは、チワワが目の前に現れたら何を思うだろうか。大多数がかわいい!と感じるのではなかろうか。

その瞳に見つめられたら、それまでどんなにイライラしていた人でも優しい気持ちになれるのではないだろうか。

ここで私が提唱したいのがこの理論である。

おめめうるうるチワワちゃん理論

どういうことかというと、

先生の話を聞くときは全力でチワワの顔をする。

これだけだ。そうすることでそれまでイライラしていた先生でも幾分か優しい気持ちになり怒りが鎮められるという理論だ。

チワワちゃんとほっしー、この二つには共通点がある。

おめめがくりくりしていてうるうるしていること。

そう、ポイントはおめめをうるうるさせることだ。

先生だって人間だ。目の前に可愛いチワワほっしー囚人が並んでいたらチワワほっしーをいち早く解放するだろう。

中学生だったほっしーは既にこの理論に気付き実践していたのだ。天才としか言いようがない。

何故この理論が義務教育じゃないのか甚だ疑問である。

その日の夜、「この理論を知っていたら・・・」と私は枕を濡らしたのだった。

それ以来、私はチワワのことを崇め奉っている。

そして、先生の話を聞くときは全力でチワワ顔をするようになった。

もちろんそれでも怒られることはある。

しかし、この時のようになんだその顔は!?と言われることはなくなった。

つぶやきシロー理論

これは私が高校2年生の日立ハイテク合宿の出来事だ。

全国の強豪校がwリーグの日立ハイテクさんに集結し、試合を行う合宿に私の高校も参加した時のこと。

私はそこで不甲斐ないプレーを連発し、先生からターゲットにされて激詰めされることになる。

どこかの強豪校と対戦した時に、私は相手のエースとマッチアップすることになり前半ボコボコにやられたのだ。

私の高校の監督I先生はめちゃくちゃ怖い。

前半でエースにボコボコに点を取られた私は、ハーフタイムでI先生に激詰めされる。

高校生の私は怒られるのが怖くて怒られないようにするにはどうしたらよいか、そればかりを考えていた。

前半でめちゃくちゃやられた私は、後半I先生からかなり目をつけられているはずだ。

また私のマークマンに点を取られでもしたら、瞬時にI先生はタイムアウトを取り間違いなく私を背負い投げしてくるだろう。

そう思っていた。

この嫌な流れを断ち切るために私はどう立ち振る舞うのがよいのか考えに考えた結果、私はこの理論にたどり着いた。

つぶやきシロー理論

方法はいたって簡単、こうだ。

試合中に心の声をつぶやく。

これだけである。この状況で私が考えなければならないことは、自分のマークマンがやりたいプレーをさせないことだ。

だから、私は試合中にこうつぶやいてみた。

ディフェンス…ディフェンス…

ディナイ…ディナイ…

持たせない…持たせない…

先生に聞こえるようにベンチ付近でつぶやくのがポイントである。

しかもちょっと怒られすぎて頭おかしくなりました風に言うのだ。何かの怪しい呪文を唱える風でも効果的だ。

そうすることで大抵の先生はこう思うはずだ。

こいつ、怒られすぎてついに頭いかれたか。妄想の中の誰かと会話している?

どんなに怒りが優位に働いている先生でも、「怒られすぎて精神的にいったか?こいつ頭いかれたんか?」心配の方が勝つのだ。

この理論を知っている先生には効かない可能性もあるが、大抵の先生なら心配の方が勝つだろう。

すると、先生だけではなくマッチアップした相手選手も「こいつやばい奴だ!」と心配させることができる。

その証拠に、その試合は後半マッチアップした相手選手にほぼ点数を取られることなく終わり、先生からも何も言われずに済んだ。

しかしこの理論にはリスクも伴う。

試合後、相手チームから「あいつはやばい奴」とひそひそと噂をされるだろう。

そのリスクも気にしないよという人はぜひこの理論を実践してみてほしい。

東京タワーハッピーラン理論

物事には潔さが大切な時もあるだろう。この理論はその潔さをうまく活用した方法だ。

私が大学生の時にさかのぼる。我が母校東京医療保健大学五反田キャンパスにとある大学さんをお招きして練習試合をしていた時のことだ。

そのチームはフレアスクリーンをやたら使ってくるチームで、フレアスクリーンから逆サイド45℃にロングパスを飛ばしてプレーを展開させるチームだった。

ここで監督の恩塚さんはこう指示するのだ。

ボールマンを潰せ。絶対にロングパスを出させるな!

とアウトサイド陣に指示したのだ。

そう言った目は「パス出させたら…お前ら分かっているよな」と完全にスナイパーの目をしていた。なんならもうこちらに向かって銃口が向いていた。

ロングパスを出されようもんなら多分消されるだろう。直感でそう思った。

序盤こそ厳しくボールマンにプレッシャーをかけパスすら出せないように徹底マークをしていたが、バスケットボールはそう簡単な競技ではない。味方のフォローをしたりローテーションしたりで自分のマークマンから離れることもある。私はその隙をつかれてロングパスを出されてしまったのだ。

恩塚さんは、待ってました!とでも言うようにすぐさまタイムアウトをTOに要求していた。

もう見なくてもわかる。人間追い込まれると座頭市的能力が開花する。

私はタイムアウトを要求しているのを後頭部でしっかり確認し、

あ。終わった…。

私は終わりを確信したのだった。

試合が止まりベンチに戻ると恩塚さんは私にこう言った。

お前はいらない。帰れ。

あいっ!!!

私は間髪入れずにそう元気よく返事をして体育館から出ていった。

そして体育館に入れない間、贖罪しながらひたすら外を走ったのだった。

とりあえず高輪方面に向かって走っていこう!と東京の街を走っていると、ビルの切れ間から東京タワーが見えてきた。

東京タワーは最高だ。なんといってもあのフォルムがカッコいいし、真っ赤な色も良い。まさに東京のシンボルだ。

そうだ!どうせなら東京タワーまで走ろう!

私は吸い寄せられるように東京タワーに向かって走り始めた。

すると心がスーっと軽くなり、恩塚さんから言われたことが良い意味でどうでもよく思えてきたのだ。

ここで紹介したいのがこの理論だ。

東京タワーハッピーラン理論

この理論はこうである。

もうこうなったら開き直って東京タワーまでハッピーランしようよ!という理論である。

恩塚さんは、私がロングパスを出された瞬間から私に「帰れ」と言うのを決めていた。この考えはおそらく覆ることはない。

そこで「いや、私次から失敗しないのでやらせてください!」と食い下がろうもんならそれこそ現場に血が流れることになる。

だからここは開き直って潔く従うのだ。

走っていく中でだんだんと頭が冷静になり、自分が次に何をしなければならないのか整理できる。

また、パワースポットである東京タワーの力も相まってポジティブな気持ちになれるのだ。

そうして午前中は東京タワーまでハッピーランをし、五反田キャンパスまで戻ってきて恩塚さんに謝罪をするのだ。

ここはもう思いっきり謝罪するしかない。

すると恩塚さんもさっきよりは冷静になっているからチームへの合流を許してくれるのだ。

どう考えても覆ることのない事象には、もう開き直ってハッピーランした方が良い時間を過ごすことが出来るので非常にオススメだ。

open the 悟り door 理論

4つ目に紹介したいのがこの理論だ。

これまで紹介した理論の中で最も難易度が高く上級者向けのため、私のようなプロの怒られマスターでないとなかなか実践できないと思うがなんとか付いてきてほしい。

あれは、大学4年の夏。その日は秋のリーグ戦に向けて練習試合をしていた。

リーグ戦が近づくにつれて恩塚さんはどんどん殺気立っていく。少し霊感の強い後輩が言うには、その頃恩塚さんの周りには無数の霊がまとわりついていたらしい。

この日も私は怒られていたのだが、もうなんで怒られていたのかは思い出せない。そのくらい連日のように怒られて詰められていた。

嫌になることもあったし、逃げ出したくなることもあったが、私は最高学年だ。

後輩の前で弱音を吐いたり、恩塚さんに対して不貞腐れた態度を取ったり、感情を顔に出すことなどできなかった。

常に後輩には正しい姿を見せていなくてはならない。そう思っていた。

いつしか私は自分の感情をチームメイトの誰にも話さなくなっていた。

そんな極限状態が続いた私はこの理論にたどり着く。

open the 悟り door 理論

話は戻るが、私の目の前には何やら怒っている恩塚さんがいる。

だからお前は高校の先生からも〇〇だと言われるんだ!!!

そんなことを言われながらとにかく怒られていた気がする。なんでここで高校の先生が出てくるんだ??と頭の中は????だらけだった。

しかしここで私はあることに気付くのだ。

あ。私いま、もしかして悟り開いてる?

悟りを開く。これがopen the 悟り door 理論である。

具体的にどのような状態かというと、怒られているのは紛れもなく自分なのだが、それを上から俯瞰して他人事のように見ているような感覚だ。

私はその時初めて悟りの扉をパァーーーーン!!!と開いたのだった。

この境地にたどり着くと、どんなに怒鳴られていてもどんなに理不尽なことを言われてもまっすぐな瞳で全て受け入れられる。怒られてるのにダメージはゼロなのだ。

あまりにまっすぐな瞳で素直に聞き入れているため怒っている側からすれば拍子抜けする。すると怒りのバロメーターが低下していくのだ。

理不尽な話で私にダメージを与えることが目的なのだから、決して相手のペースに流されてはいけない。

怒りに対しそれを正面からまともに全て受け止めていたら精神が持たない。だからそういう時は一回菩薩になっちゃって悟りを開くことで防御に徹するのだ。

この理論は究極なので、ここまで精神的に追い込まれる人が出ないことを祈る。

ときにはファイティングポーズも大事理論

最後に、怒られた時の対処法とは違うが大事なことなのでぜひアスリートの皆さんにこれだけは伝えておきたい理論がある。

あれは私が大学4年生のインカレ2週間ほど前のことだっただろうか。その日は千葉県の強豪校、昭和学院高校と練習試合をしていた。

この日最後の10分×2ゲームに臨んだ時だ。恩塚さんは突然こんなことを言い出す。

センター陣に得点させろ。アウトサイド陣は点取るな。

その時は1年生センターを2人起用していたと思うが、つまり下級生センターに練習させたかったのだろう。我々アウトサイド陣は一生懸命ディフェンスをしセンターにボールを集めることしかできない。

すると試合は1ピリ終了時にかなりの点差で高校生がリードする展開となったのだった。

もちろん恩塚さんはその結果に激怒し、以下のように言い放ったのだった。

お前らこの試合に負けたら走って帰れよ。

その言葉に全員が凍りついた。

行きは寮から恩塚さんが運転するバスに乗って来たが、帰りは五反田から駒沢の寮まで走って帰れよ!と言ってきたのだ。

その日はインカレ直前の11月でもうそこそこ寒い。しかも外は大雨だったのだ。

それに加えて災難なことに私は500円くらいで買った安物のクロックスもどきで来ていた。このクロックスもどきを開発した人もきっと大雨の中、長距離を走る人のために力になりたいと思って開発していないはずだ。

さらに、当時は連日のように罰ランをさせられていて皆疲労は限界に近い状態だったのだ。

これ以上走りたくない。だからこの試合絶対に勝たなければならない!!!

そんな気持ちで代表の5人はコートに立った。

もう足は疲労感でいっぱいだったが、残された気力だけで試合開始とともにオールコートマンツーでプレッシャーをかけ続けた。そしてセンター陣に得点させろ!の指示は一旦忘れることにして必死で自らも得点を取りに行った。

が、相手も高校トップクラスのチームだ。そう簡単にはいかない。

点差はかなり縮まったが、その試合勝つことはできなかった。

大雨の中、500円のクロックスもどきで走ることが確定した瞬間だった。

ガード陣35分、センター陣40分以内な。

恩塚さんはそれだけ言って体育館を出ていった。

もうこうなったら仕方ないので、私たちは覚悟を決めて走ることにした。

試合で足を使い切った直後にすぐバッシュを脱ぎ500円の安物クロックスもどきに履き替える。そして私たちは走り出したのだった。ゴールは駒沢の寮だ

五反田~目黒通り近辺は大雨にも関わらず人通りも多く賑やかだった。そんな中傘もささずにジャージで走る謎の集団。

道行く人からしたら歩道を集団が猛ダッシュで通るのだからえらい迷惑だ。白い目で見られて嫌だなと思ったが、私たちはそんなことを言っている場合じゃない。制限時間内に駒沢に戻れなければ命はないのだ!

必死に走り続け、私と同期の陽子ちゃんはトップで駒沢に着こうとしていた。最後の直線に入ったところで赤信号につかまったが、なんだか変なテンションになってしまい2人で笑っていた。

そうして私は35分以内にゴールしたのだった。後輩たちも続々とゴールし、長い1日は終わるのであった。

しかし、事件は翌日に起きた。

前日湯舟にもゆっくり浸かり、ストレッチも入念に行ってから寝たのだが、右足の裏に激痛が走り床に足をつけられないほどになってしまったのだ。もちろんバスケをできる状態ではなかった。

インカレまであと2週間ほどしかない。私は大焦りだった。横浜市生麦にある治療院に陽子ちゃんが連れて行ってくれて鍼灸をしてもらった。その後その治療院には何度かお世話になった。

それでも明らかに足を引きずった状態だったが、なんとか誤魔化しながらその後の練習に参加していた。

しかし、これではインカレで最高のパフォーマンスが出せるはずがない。今まで4年間この大会のために練習してきたというのに。練習中はメンタルを保っていたが、練習が終わると円陣から一人抜けてトイレで静かに泣いていた。

そして迎えたインカレ初戦。やはりインカレでも自分のパフォーマンスは出すことはできず大学バスケが終わった。涙も出なかった。

ここでアスリートの皆さんに伝えたいことはこの理論だ。

ときにはファイティングポーズも大事理論

学生アスリートは特にプレーできる期間が決められている。

試合で最高のパフォーマンスを発揮したいのであれば、自分のコンディションを第一に考え判断し行動すべきだ。食事や睡眠もだ。

もちろん、チームスタッフやトレーナー全員で選手のコンディションを考えていくべきだが、自分の身体のことは自分がよく分かっている。

身体が限界のときはNO!と言えなければいけない。今回の罰ランは恩塚さんに対してファイティングポーズを取っても良かったのではないかと思う。

ぜひアスリートの皆さんは試合で最高のパフォーマンスを発揮するために、自分のコンディションを考え日々の練習、トレーニング、食事、休養に取り組んでいってほしい。

まとめ

ここまで読むと恩塚さんはもの凄い悪い奴だと思われるかもしれないがそんなことはない。

インカレで優勝するために、彼なりにもがいていたのだ。(当時はまだ若かったからね。)

その結果、2021年にインカレ5連覇を達成し女子バスケ会の超名門校にまで母校を成長させている。

そして女子バスケ日本代表のヘッドコーチにまで昇進している。

その後、恩塚さんが退いた2022年のインカレでも母校は優勝しインカレ6連覇を達成した。

それに恩塚さんはあれから改心し、こんなことを言い出している。

ワクワクが最強!

最初にこれを聞いたときは飲んでいたお茶を盛大に噴き出して、恩塚さんの健康不安説を疑ったほどだ。

ワクワク最強理論についてはこちらの記事に詳しく書いてあるので読むと良かろう。

https://number.bunshun.jp/articles/-/853037

スナイパーとは真逆のワクワクという理論で女子バスケ日本代表を率いているのだから凄い世の中になったもんだ。

私はふと思ったのだが、こう考えることはできないだろうか?

恩塚さんは私達に対して高圧的な指導をして精神的に追い詰めるようなコーチングをしていた。

しかし、私たちを踏み台にしてワクワクという理論にたどり着いた。

もうそれは8割私たちのお陰じゃないだろうか。

となるとインカレ5連覇も私たちのお陰だ。

そう考えられないだろうか。

そう思わないと私のあの頃の魂が成仏できない。

だから恩塚さんは絶対に2024年パリ五輪の出場権を獲得しなければならないし、パリ五輪でもベストを尽くし結果を出さなければならない。(2024年2月女子バスケ日本代表はパリ五輪出場権を獲得)

これは心からの応援でもありもはや呪いでもある。

以上、監督から怒られた時の立ち振る舞い方について本当は四十八手くらいあるのだが今回は5つに絞って紹介した。今現在怒られ役になってしまっている人たちはこれいいなと思ったものがあったらぜひやってみてほしい。

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この記事を書いた人

田村未来 田村未来 サイト運営者

田村未来
AND ONE NUTRITION代表/元バスケ選手の管理栄養士/スポーツ栄養士/当サイトの管理人

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